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「見守る保育」藤森メソッド

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 Japanese Childcare Method 『HOIKU』 by HEIJI FUJIMORI

      A practical childcare & curriculum guide based
     on Mimamoru philosophy toward social networks from the dyad. 
 

保育環境研究所ギビングツリー(GT)
                     
〒161-0033東京都新宿区下落合2-10-20
新宿せいが子ども園内

        Email:: info@mimamoru.net

保育の5M(ジャパニーズ スピリット5M)

見守る保育(共生と貢献)における5M

発達や能力、興味などに応じて自発的な集団が作れ、そのかかわりから学びをしていく。

<保育の5M>

  ①もったいない(MOTTAINAI)

 ②むすぶ(MUSUBU)

 ③もてなし(MOTENASHI)

 ④めりはり(MERIHARI)

 ⑤めぐる(MEGURU)

 

① MOTTAINAI

 「もったいない」は、物や相手の気持を思いやり、無駄にしないことで、

 ノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイ氏により世界的に広まっている。

・ 介入から見守りへ (発達の保障)

 

 人類が遺伝子を長い間つないできた力、

 人類が社会を形成するために必要だった力、

 それらは、人類がもともと持っている力
     ↓↓↓

 それを 大人の価値観で遮断することは、MOTTAINAI

 

② MUSUBI

 「むすぶ(きずな)」は、
    人と人の結びつきを離れがたくつなぎとめているものを意味する。
  この言葉は、2011年3月に発生した東日本大震災の支援国に
    感謝の意を表する政府広告で使用された。

  これから必要な環境(コーヒージョン)とは、発達や能力、
      興味などに応じて自発的な集団が作れるよう、集団の中の個と個を
      密接に結びつけ、そのかかわりから学びをしていくという集団である。

 

 京都大学の総長の山極さんはこんなことを書いている。

 「人間の進化とは脳の進化であり、
   脳の進化とは人間を人間たらしめている前頭前野の発達に依り、
 他者への共感能力を高めて多くの仲間との共存をもたらしました。
         -略-
 人類は200万年ぐらい前から脳がだんだんと大きくなり始めました。
 脳を大きくした理由は集団を大きくしたのです。
         -略-

 この頃、家族が生まれます。家族は基本的に子どもを育てる集団です。
 しかし人間の子どもは成長が遅いので、父母だけではやっていけなせん。
 そのために集団を大きくしたのです。
 だから人間の家族というのは単体では存続できない。
 複数の家族が集まった共同体があるからこそ、人間の家族は存続できる。」

 

 人類の進化(協力を基盤)からみるコミュニケーションの起源は、

 「非言語コミュニケーション」であり、道徳の起源は、
 「援助する力」「分け合う力」「社会規範を守ろうとする力」(教育基本法第1条 目的)


 人格の完成を目指すこと社会の形成者としての資質を学ぶ・備えること
 そのために必要な力は、異年齢児集団の中で育まれる。

 

 ・思いやり、援助の気持ち、寛容さの育ち

 

 ・年齢の違う子どもに対して自分の言い分を主張する力

 

 ・経験豊富な子から援助を受けることと、まだ経験不足の子を助けること

 

 ・自分のお手本ととらえて、自分の行動を振り返ってみる力

 

 ・違いについて興味をもつ

 

 ・異年齢の子どもとの葛藤の中で自分の立場を守ることができること

 

 ・異なる要望や行動様式をお互いに調整しなければならないという基本姿勢を学ぶ


 ・異年齢の子どもの欲求や興味を知り、共感することができる

 

③MOTENASHI

 

 日本独特の文化としての「おもてなし」とは、
 人への思いやりの気持ちである。相手の気持ちに立って、物事を考えることであり、
 「配慮する」「気配りをする」といった本来のCAREに通じる心持ちである。

 

 今後子供たちに必要な力として

 IQの高さ::知能指数(Intelligence Quotient)

    ↓↓

    ↓↓

    ↓↓
 EQの高さ::心の知能指数(Emotional Intelligence Quotient)

  (EQとは、自分自身を動機づえ、挫折してもしぶとく頑張れる能力。
   衝動をコントロールし、快楽を我慢できる能力。
    自分の気持をうまく整え、感情の乱れに思考力を阻害されない能力)。

 EQのために最も大切な知性

 対人知性::他人の気分、気質、動機、欲求を選別し、それに適切に対応する能力。
 

  他人を理解する能力をいう。この人の動機は何か、あの人はどう動くだろうか、
  皆と強調して動くにはどうすればいいのか、といったことを理解する能力である。

 

 心内知性::自分の中にある感情を把握し、弁別し、行動指針とする能力。

  対人知性を対をなすもので、自分自身の内面に向けられる知性をいう。
  心内知性は現実に則した正確な自己モデルを形成し、
  そのモデルを利用してかしこく生きる能力である。

 

 

④MERIHARI

 

 めり-はり【▽減り張り/▽乙張り】とは、もともと「ゆるむことと張ること。
 特に、音声の抑揚や、演劇などで、せりふ回しの強弱・伸縮をいう。」
 「物事の強弱などをはっきりさせること。」という二つの意味がある
   日本古来の言葉である。

 

 保育の中では、子どもに熱中させ、遊びに没頭させることが重要だが、同時に、
 自らそれを冷却させる力も必要になる。それが、自制心につながり、

 社会の中で共生していくために必要な力となっていく。

 

 また、古来私たちは、年中行事、冠婚葬祭、日々の日常の中でメリハリを
   つけることによって、
 目的を持ったり、希望を持ったりして情緒を安定させてきた。

 そのような意味として、再度、園の行事を見直す必要がある。

ア.保育室での工夫によるメリハリ

 明と暗 → うす暗い部屋

 静と動 → 静的ゾーンと動的ゾーン

 剛と軟 → クッション

 広と狭 → アルコープ(壁面の一部をくぼませてつくった空間)
      ・デン(野生動物のねぐらのことから、隠れ家、こぢんまりした部屋)

 安定 → 不安定(ネットなど)

 平面 → 斜面

イ.保育での工夫によるメリハリ

 ハレとケ(特別な日と日常な日、年間行事)

 静と動(テンションのコントロール)

 ホットとクール(ゾーン体験と制御力)

 騒と静

 大人数と少人数

 緊張とリラックス

 給食のメニュー

 

 

⑤MEGURU

日本では、「情けはひとのためならず」という言葉に代表されるように、

 「人に情けをかけることは、巡って自分に返ってくる」という考え方や、

因果応報というように、

 「よい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報ないがある」という
  考え方があり、それが現在を生きる指針ともなってきた。

    また、都市計画や建築用語には、人の動線に回遊性をもたせることで広さ(広がり)を
    感じさせるという計画上の意図がある。

ア.環境の回遊性

 

 「人」、「光」、「風」の通り道に変えることで、
                 たくさんの恩恵を受けることになるはず。

 

・動線としての回遊性(循環機能)

 

 保育室内では、多くの子どもたちが大抵、並行して活動することが多いので、
 一連のスムースな流れ(スピードやリズム感)が出来るかどうかでストレスに
 大きく影響する。

 特に自由活動中は、保育室内を子どもたちが皆、動き回っているわけで、
 ひとつの道を戻ろうとして渋滞など起こしたら、お互いの活動にわくわく感は
 消えてしまう。

 行き止まりの回遊的な空間では、回遊ルートにもなる。
 子どもたちにとってどのような部屋の関係性がベストかを把握しておくことで、
 活動効率は良くなる。
 廻れる動線がある保育室は同じ大きさであっても空間の伸びやかさのや
 広さをより感じることができる。

 回遊することで視界が様々に移り広がり、
  いくつもの空間がつながる意識をもつことで、より広く感じる。
 異なる空間をくぐり抜けていくような動き回る動作は誰でも楽しいもの。

 

・風と光の回遊性(保育室全体が淀みのない空間に)

 

 風が縦横に廻り出すと、ジメジメした北側の部屋や
  水回り・バックヤードなどの闇鏡改善にも役立つ。

 風の道が増えることによって夏場などはエアコンをかける回数も減る。

 新鮮な空気や光が廻るようになった淀みのない室内は当然、
   気持ちのよい場所になっていく。

 

イ.遊びの回遊性

 

 「回遊」は字のごとく、「回りながら遊ぶ」ということ。
     それは、遊びにどん詰まりを作らないということです。

 保育者は、遊びに深まりを持たせ、発展していくための援助をすることである。

 心情→意欲→態度→心情→意欲→態度

     ↑                                          ↓
  ←  ←  ←  ←  ← ←  

 

   

チーム保育のメリット 新しい職員集団とは?

子ども達のお腹も心もいっぱいにできる食事づくり、、、

常に学び勉強ができる体制を持って 保育に取り組んでいます。

ごあいさつ

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