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「見守る保育」藤森メソッド
ーーーーーーーー 公式ホームページ ーーーーーーーーーー
Japanese Childcare Method 『HOIKU』 by HEIJI FUJIMORI
A practical childcare & curriculum guide based
on Mimamoru philosophy toward social networks from the dyad.
保育環境研究所ギビングツリー(GT)
〒161-0033東京都新宿区下落合2-10-20
新宿せいが子ども園内
Email:: info@mimamoru.net
「見守る保育」の特徴(「見守る保育」実施園の様子)
子ども達は自分で選択し、自己主張することと同時に、自己責任を持つことも、覚えていきます。
それが、我慢をすること・人の話しを聞くこと・自己を抑制しようとする気持ちへとつながっていくのです。
たとえば「秋を感じてもらう」という保育のねらいを立てたとき、3・4・5歳児の3人の保育者は、自分の好きな、得意なアプローチを提案します。
「外遊びで、秋を感じてもらう。」「私はリズム遊びで。」「僕は制作で。」
そして、子ども達も、自分のやりたい活動を選びます。
それぞれのアプローチから、秋を感じてもらうのです。
これを「保育の選択性」と言っています。
もちろん「外遊び」「リズム」「制作」のそれぞれを、一通り体験させようとすることもあります。
そんな時でも、一斉に、無理してやらせるのではなく、自分で「選択」するという考え方で進めます。
何を選ぶか?ではなく、やる順番の選択を子どもにしてもらうのです。
これを「順序性選択」と、呼んでいます。
最初に「外遊び」を選んだ子には、次の機会には「前に外遊びをした子は、今日は制作をしてみましょう」と、やる内容をローテーションするのです。
一方保育者は、最初と同じ自分の得意な活動を担当します。
こうすると、子ども達はすべての活動が偏りなくできますし、まず好きな活動からしているので、
違うことも意外とすんなり取り組みます。